Friday, June 29, 2012

Un parfum

オープン準備でバタバタしております。
 そんな中、我が LE SEPT のこだわりをひとつ。
  
 parfum
香り
 サロン全体を包む ベースとなるのは
 シール.トゥルー.ドン LA MARQUISE(ラマルキーズ)
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Cire Trudon
フランス最古のキャンドルメーカーCIRE TRUDON。その歴史は17世紀。1643年にまで遡ることができます。 食料雑貨商でありワックス販売のセールスマンであったClaude Trudonがパリのサントノーレ通り(リュ・サントノーレ)にある店のオーナーになったことに始まります。 もともとは地元の教会や顧客にロウソクを販売する規模でしたがルイ14世の時代には小規模ながらもロウソク製造業を営み成功していきます。
Trudonのロウソクの人気の秘密は、明滅したりせずに安定した燃え方を提供することが出来た為。 イギリス産の蜜蝋(WAX)と石膏で濾過したロウ芯を使用し長く、安定した明かり提供しました。
フランス君主制の終わりまでヴェルサイユ宮殿にキャンドルを提供し続け、その後も帝政時代のナポレオンなどもCIRE TRUDONのキャンドルを愛用。 19世紀では博覧会で金賞を受賞するなど名実ともにフランスを代表するキャンドルメーカになります。
今日では世界で最も古く、最も権威のあるワックスメーカーとして伝統的な製法でキャンドル、ワックス製品を作り続けています。
こちらのアロマキャンドル[la marquise]はバーベナとレモン、バラの香りで官能的な寝室をイメージ。
匂いの変化は… トップノート : バーベナ / レモン / シトロネラ
ミドルノート : ローズ
ベース : ビャクシン / ローズウッド
 そして 施術の後には、こいつを一拭き。
サンタ.マリア.ノヴィッラ  (ローズウォーター)
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イタリアの古都、フィレンツェ。中世の街並みがそのままに残る世界遺産のこの都市は、ルネッサンス発祥の地、メディチ家の栄華を伝える街としても知られています。その市街の一角に、世界最古の薬局として800年もの歴史を誇るサンタ・マリア・ノヴェッラは当時の面影そのままに佇んでいます。歴史あるサンタ・マリア・ノヴェッラ教会を運営するカトリックでも最も古い修道会のひとつ、ドミニコ修道会の教義、癒しの実践として生まれたサンタ・マリア・ノヴェッラのプロダクトは、創業当初の教えを頑なに守り続けています。
「香りの芸術」と称されるフレグランス、伝統のレシピで作り続けられる「癒しの芸術品」。その多くは、ヨーロッパの歴史とともに歩み、メディチ家、ナポレオン、王侯貴族たち…現代でも多くの作家、俳優など著名人に愛されてきました。フィレンツェという街が持つ芸術的な空気、歴史、文化、そのすべてを癒しの思想と共に封じ込めたサンタ・マリア・ノヴェッラ。癒しに満ちた高貴な香りをご堪能いただき、”フィレンツェ・スタイル”の豊かな時間を日々の中でお愉しみいただけます。
ちなみに、僕の香水もこちら
サンタ.マリア.ノヴェッラ (ルシアン.コロン)
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出雲という歴史ある街で
フランス、イタリア 両国の 伝統ある香りがただよう空間で、
癒しの時間などいかがでしょうか?
最後は、ばっちり宣伝でした。
オープンまでラストスパート。
出雲の皆様、今しばらくおまちくださいませ。
出雲に、かっちょよいUne boîte noire(黒い箱)ができますよ。
7/7.8 内覧会です。お待ちしています。だれでも自由にきてください。